イラク反戦6周年全世界一斉行動

3・20渋谷デモ 1850人の大結集!

「労働者のストライキと国際的団結で戦争とめよう!」


■「3・20渋谷デモ」スローガン

労働者のストライキと国際的団結で戦争とめよう!
   イラク・アフガニスタン侵略戦争許すな! パレスチナ・ガザへの空爆やめろ!
   国鉄1047名解雇撤回! 大量解雇・賃下げを許すな!
   ソマリア派兵許すな! 麻生政権打倒!
   資本家を救済する連合・全労連本部をぶっ飛ばそう!
   道州制・民営化絶対反対!
   「日の丸・君が代」不起立闘争を拡大しよう!
   裁判員制度粉砕! 改憲阻止!
   労働者と農民が団結すれば世界は変わる!
   闘う労働組合を甦らせ、労働運動の力で革命を!



■「3・20渋谷デモ」基調提起 ワーカーズアクション実行委員会
イラク戦争開戦から6年
 03年、ブッシュ政権のもとでアメリカ帝国主義の延命をかけたイラク戦争開戦からわずか6年で、歴史は激しく動いています。全世界で巻き起こった反戦闘争は、資本主義の根幹を揺さぶる労働者階級の「生きさせろ」の闘いに発展し、世界の帝国主義を打ち倒す闘いへと突き進んでいます。そのもとで、08年、アメリカ発の金融危機は、世界金融大恐慌情勢へと、まさに戦争か革命かが問われる時代に入りました。
 09年、3・20イラク反戦6周年を迎えた本日の行動は、動労千葉を先頭に呼びかけられた11月労働者集会でつくりだされた日・米・韓の国際的な労働者階級の団結を先頭に、全世界の労働者階級とつながっていることを冒頭確認したいと思います。

労働運動の力で革命をやろうと訴えて2年
 06年の3・18ワーカーズアクションで、労働運動の力で革命をやろうということが訴えられて、今年で2年が経ちました。この2年ではっきりしたことは、労働運動の路線をめぐる闘いの中で、労働組合を甦らせることに、6000万労働者人民の勝利の展望を切り開く一切があるということです。
 日本において昨年末より起きている事態は、「派遣切り」という大量解雇攻撃です。そして3月危機ということが言われ、これから先、そこらじゅうで、首を切られた労働者があふれ返るということが起きようとしています。この事態をどう見るのか。
 08年のアメリカ有数の証券会社リーマンブラザーズの経営破たん(負債総額64兆円)が、衝撃をもって全世界をかけめぐりました。日本でも1997年に山一証券の破たんがありましたが、その時の負債総額は約3兆5000億円です。けた違いな金融破たんが起きています。さらには、GMなどビッグスリーといわれる自動車産業でも崩壊的な危機が迫っています。「100年に一度の金融危機」などとマスコミでも言われています。世界金融大恐慌情勢下で起きている事態です。
 そもそも、日本では、国と地方を合わせて1000兆円を超えるとも言われる国家財政の破たんがあります。そのつけを現場の労働者に押し付けるために、「聖域なき構造改革」を叫んで郵政民営化を推し進めた小泉の登場がありました。小泉に代わって、改憲を公約に登場した安倍は、わずか1年の間に辞任しました。その後の福田も倒れ、麻生内閣の発足。そうかと思えば、中川財務大臣が記者会見で、酔っぱらって登場し辞任するというなんともお粗末な事態が起きています。
 戦後、世界第2位の経済大国として成り立ってきた日本のあり方は、目の前で崩れています。一昔前なら、就職して定年まで一定の職場で働いて、あとは細々と年金で暮らしていくという終身雇用制、年功序列型賃金、それを前提にした企業内組合、そうしたあり方を政府・資本家自らが壊してきました。そして資本主義の最後の延命策としての新自由主義政策「民営化、規制緩和と労働組合の解体」によって、95年に日経連が出した「9割の非正規と1割の正社員」という構造が目の前で起きてきています。そして、雇用調整だといって「派遣切り」にまでおよんでいます。そういった中で、もはや「会社あっての労働者」という労働者支配は崩壊しています。なぜならば、会社のために黙って働いて首になる現実ではないですか。
 本来、支配階級である政府・資本家が、労働者を黙らせておくには、何よりもまずメシを食わしていかなくてはなりません。それができなくなったのが、今の時代であります。そして「自己責任」などと言って、政府も、資本家もいっしょになってやっていることは、自分たちの責任の一切を労働者に押し付けて、いきながらえようとしているところにあります。それにもかかわらず、ナショナルセンターと言われる連合は、日本経団連が打ちだした「労使一丸」これに屈服したあげくに、労使共同宣言を結んで、まったく闘わない。それと同時にあらゆる体制内勢力が、職場から立ち上がる労働者へ弾圧してくる。これらと真っ向対決して、職場から闘う団結をつくり出そうということです。

労働組合を甦らせよう
 日本階級闘争は、国鉄闘争を軸に大きな分岐を迎えています。87年の国鉄分割・民営化から、総評解体と連合の発足がありました。ここから、急激な労働組合の右旋回が始まりました。行きついた先が、派遣法の改悪。これは連合傘下の電機連合の提言によって進められてきました。そして、現在の派遣切り。
 動労千葉は、国鉄分割・民営化に対して、唯一ストライキで闘い、解雇者を出しながらも、さらなる団結を固め、ライフサイクル粉砕、組織拡大を勝ち取っています。そして、09春闘ストライキで訴えていることは、この時代にあって、まさに民営化絶対反対の路線のもとに、組織を拡大強化し労働組合を甦らせようということではありませんか。
 これに対して、国鉄1047名解雇撤回の闘いの旗を降ろし、「政治解決」路線に転落した4者4団体は、ワールドピースナウの主催する集会で何をしているのか。民営化賛成で、戦争反対が闘えるか。断じて否だ。ついに「政治解決」という4者4団体路線の破産が3月25日の鉄建公団訴訟判決という事態をもって進行しようとしています。本日の闘いも、激しい路線闘争になっています。
 私の職場も郵政民営化絶対反対の闘いが、激しい路線闘争として進行しています。JPタワー問題や簡保の宿の売却問題など、郵政民営化の破たんの中で、物流部門であるJPEX子会社化強制出向が、第二の民営化攻撃として始まろうとしています。これとの闘いが待ったなしです。
 JP労組中央本部は、民営化賛成から生産性向上運動と連合路線の急先鋒。あげくの果てに、われわれを阻害要因だと言っている。本部ダラ幹、お前らこそ職場闘争の阻害要因だ。民営郵政とそれを支えるJP労組中央本部―本部派執行部打倒の闘いに、昨年から入りました。JPEX子会社化と強制出向絶対反対の闘いを一体の闘いとして、闘う団結の拡大と労働組合を甦らせる闘いに入る決意です。
 階級情勢は、新自由主義の破たんという事態の中で、進められている道州制・さらなる民営化との一大闘争の幕開けです。6000万労働者階級の勝利の展望はこの中にあります。戦争と民営化―労組解体の攻撃と闘う本日の闘いが、新たな闘いの扉を開く決定的な瞬間となっているのです。労使共同宣言粉砕、職場から闘う団結をつくりだそうではありませんか。

本日の闘いを新たな出発点に09年決戦を闘おう
 春闘の真っ最中で、連合・全労連が、あたかも労働者の代表面しています。やっていることは、資本家と折り合いをつけて、正義の味方面しているだけではありませんか。ふざけるな、世間を見渡せば、新自由主義攻撃が生み出した貧困や格差拡大への怒り、2000万人と言われる「ワーキングプア」の青年労働者の怒り、激しい民営化攻撃にさらされる公務員労働者の怒り、わずかな年金から保険料をむしり取られる父ちゃん母ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃんの怒り、原油や飼料の高騰で生活が成り立たなくなった農民や漁民の怒り。あらゆるところから声なき声が聞こえてきます。
 ソマリアへの自衛隊の派兵だって、「海賊」対策を名目にしていますけど、あれは「海賊」などではありません。漁場を荒らされ、海を汚され、めしを食えなくなった、誇り高き漁民の怒りであり、まさに「生きさせろ」の闘いです。
 全世界に、労働者階級の怒りが渦巻いています。資本家階級は、前人民の怒りにさらされながらも、労働者からさらに搾取して、戦争によってしか延命できないところまで追いつめられています。だったら、引導を渡してやろうではありませんか。
 歴史を見れば、ロシア革命だって、「パン、土地、平和」 という要求から始まった。一点の怒りが革命に向かうことだってあるのです。レーニンは、「古い支配の方法がすでに崩壊し、新しい方法は確立されていない。誰もが現状の変革を望んでいる。労働者階級が自発的に行動を開始している。このような情勢を革命情勢という」と言っていました。まさに現在の情勢と同じではありませんか。
 不況の底が見えないと言われている現在、始まりがあれば終わりがあるように、資本主義は終わりの時代を迎えたのだと、はっきりさせようではありませんか。労働組合をめぐる路線闘争は、全世界の課題になっています。本日の闘いを新たな出発点にして、09年決戦に躍り出ようではありませんか。ともに闘おう。


■集会での発言

▽開会あいさつ  動労総連合も続々とストに 動労水戸書記長 木村郁夫さん
 大恐慌で激しい首切りリストラが襲いかかり、労働者が生きていけない状況となった。資本主義の崩壊です。この社会を変えられるのはわれわれ労働者・学生・農民・人民以外にありません。
 私は動労水戸の運転士登用差別事件で、20年ぶりに最高裁判決の勝利をかちとった当該です。これまで国鉄分割・民営化に反対し、民営化の手先となったJR総連を打倒するために闘ってきましたが、資本の労働者分断支配の根幹を打ち破る勝利です。
 JR資本は最高裁判決を無視し、開き直る態度を決め込んでいる。彼らは完全に追いつめられたのです。私たちは18日、動労千葉とともに春闘ストライキを貫徹しました。動労総連合の仲間も続々とストに決起しています。
 労働者こそがストライキで社会を変えられることを実感する時代です。そのような断固たるデモを貫徹しましょう。

▽民営化反対と反戦はひとつ 全学連委員長 織田陽介さん
 法大当局が情宣活動禁止の仮処分命令申立を出しました。法大でビラをまくな、集会をやるなと。これを裁判所に命令させようとしている。絶対に許せないし粉砕します。
 88人も逮捕者を出して闘いをつぶせなかった法大当局が、ついに集会も表現の自由も奪う攻撃に出た。憲法の枠を超えた治安弾圧。これが改憲の核心です。大恐慌の中で、戦争衝動が大学や資本、至る所で激しく噴き出している。これらとの闘いが道州制決戦です。
 民営化された成田空港は運ぶものがなく、戦争が始まれば軍隊を受け入れるといいます。農民の農地を取り上げ、破壊して資本がもうける農地法改悪も始まりました。
 大学は学生から集めた何千億円もの金を金融取引につぎ込んでつぶれそうです。「教育の民営化」は深刻です。アメリカでは「予算カットされたくなければ軍隊に名簿を出せ」とやられている。学校の中から戦争の衝動が噴き出している。沖縄では道州制で「独立」するために戦争をやろうという攻撃です。
 別の「反戦集会」がWPN主催で行われていますが、あっちは民営化賛成のグループ、4者4団体派です。戦争にどういう態度を取るかは、民営化に反対するのかどうかの路線闘争です。
 全米鉄鋼労組は「戦闘機の生産が減ると解雇されるから軍縮するな」とオバマの軍縮方針に反対している。ヨーロッパでも、移民排撃の「愛国スト」が右派の労働組合で起こっている。労働組合を巻き込む愛国主義や排外主義に対して、全世界の労働者の階級的団結が問われています。
 日本共産党は資本主義の発展を望むと公言した。資本と闘わない労働組合は、資本の利益と延命のための戦争にも反対できません。彼らは「ソマリアの海賊は立派な違法行為」と言い放った。JR総連は「理想でメシは食えない」と軍事輸送推進を言う。社会主義を語っていた連中が戦争の先兵になるのは、第1次大戦に賛成した「第2インターの崩壊」と同じです。反戦闘争の路線的分岐なのです。
 道州制攻撃の中で、自治労、日教組の労働者が先頭に立てば全人民の革命的蜂起は可能です。11月集会1万人結集へ、民営化反対・国鉄1047名解雇撤回、道州制反対で闘いましょう。

▽分割・民営化に決着つける時 動労千葉委員長 田中康宏さん
 動労千葉は302人が3日間のストをやりぬきました。スト初日、業務命令を受けた国労の組合員がその場で動労千葉に加入し、ストに突入するという大きな成果をかちとりました。分割・民営化との決着をつける一歩を踏み出したのです。
 派遣労働者をはじめ大規模な首切りが始まっていますが、国鉄分割・民営化に決着をつける時、国鉄闘争の勝利こそがすべての労働者の怒りを爆発させます。今日の労働者の状況はすべて分割・民営化から始まったものだからです。
 今春闘で連合は、定昇凍結まで受け入れた。労働者の怒りを組織できるのは私たちだけです。全力で組織しぬこう。
 大恐慌の一方で戦争が拡大している。労働運動全体が産業報国会に転落した戦前と同じ分岐点です。ここで4者4団体派は政府・自民党に泣きついた。結果は3・25判決ですべて破産です。
 アメリカの仲間も闘っています。資本家の手先となったSEIU(サービス従業員国際労組)指導部にカリフォルニアの労働者15万人が大反乱を始めています。こういう闘いに今こそ続こう。

▽労働者・農民の連帯で勝利を 三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長 北原鉱治さん
 三里塚は43年間、全国の労働者・農民・学生と連帯して闘ってきましたが、いますべての人々、とりわけ若い人に、生きるためにいかに闘うかが問われていると思います。自らの力で未来を切り開く。これが闘いの原点です。自分自身が動かなければ、けっして世の中は変わりません。そうした思いで三里塚も闘ってきました。
 いまの政治は無責任でデタラメです。43年を経た三里塚でもいまだに大きな犠牲を生んでいる。農民が命の糧である食糧を生産し、労働者が機械を動かす。この労働者・農民の大きな連帯があれば、今のような政治はいりません。
 私の青春は第2次世界大戦で明け暮れました。今日死ぬか明日死ぬか、という毎日でした。そしていま、歴史はくり返されようとしています。
 三里塚の闘いも再び決戦となりました。暫定滑走路の北延伸を阻止し、市東孝雄さんの農地取り上げをなんとしても阻止する決戦です。
 3・29全国集会を三里塚現地で行います。搾取のない時代をつくるために、皆さんとともに闘う決意です。

▽4・21裁判員制度阻止へ 弁護士 森川文人さん
 時代は「蟹工船」「チェ・ゲバラ」、闘う労働者の反乱の時代です。私も法大闘争を軸にサミット粉砕闘争など、皆さんと共に闘ってきました。
 弁護士戦線も司法改革反対、裁判員制度反対、弁護士激増反対、改憲阻止を掲げ、日弁連会長選挙を闘いました。結果は一歩届きませんでしたが、マルクスいわく「革命的反乱は、労働者階級が勝利するまでは失敗せざるをえない」です。日共スターリン主義を打倒したものの、最終的勝利には至らなかっただけと総括しています。4・21日比谷野音集会は最大の激突点、大結集をお願いします。
 いま最も暴力支配が露呈している場所が法大キャンパスであり、東京地裁429号警備法廷です。「ビラまき禁止仮処分」攻撃も粉砕します。
 民主党・小沢の秘書が逮捕されたり、支配階級も激しく分裂を開始しています。支配階級は「自己責任」などといって労働者に犠牲を押しつけますが、労働者の自己責任とは権力奪取でありプロレタリア独裁を自己解放的に闘い取ることです。未来をわれわれの手でつかみましょう。

▽労働者からの決意表明
●国労5・27臨大闘争弾圧被告・羽廣憲さん
 検察の論告求刑は、立証もなしで「労働運動に関与し国家転覆をもくろむ者だから有罪にせよ」というふざけた内容でした。6月からの最終意見陳述は国鉄闘争を決する闘いです。関西の被告は「有罪・解雇」攻撃とのまったなしの闘いに突入しています。4・25尼崎事故4周年闘争の大爆発をかちとりましょう。
 解雇撤回を投げ捨てた4者4団体の「政治解決」路線は、鉄建公団訴訟の3・25判決の決定で完全に破産しました。金さえ出れば1047名解雇撤回闘争を解散すると言った体制内指導部を絶対に許せません。
 いまや革命以外に敵の攻撃を止めることはできない時代です。敵権力と資本の意志は明確です。国鉄闘争が階級闘争として残っている限り、郵政民営化も「日の丸・君が代」攻撃も貫徹しません。1047名闘争は全労働者の結集軸です。
 私たち7被告と弁護団は、5・27裁判闘争を国労本部打倒・1047名解雇撤回闘争の最先端の闘いとして、国労共闘の組織をかけて闘います。

●八尾北医療センター労組・灰垣美佐子さん
 私たちは西郡の森本さんの住宅を奪う2・26強制執行に対し、強制執行絶対反対、八尾北医療センター民営化絶対反対のストに決起しました。部落差別による分断を打ち破り、資本と非和解で闘う労働者の団結をつくって勝利しました。
 労働組合が2・26をストで闘うことで、住宅闘争は6千万労働者の闘い、道州制粉砕の闘いとなって爆発しました。
 解同本部派や自治体に巣くう共産党の労組執行部による反動は、体制内派を打ち破って労働者の決起をかちとる絶好のチャンスです。ともに闘いましょう。

●部落解放同盟全国連合会西郡支部・岡邨洋さん
 私たちは2・26の森本さんに対する強制執行阻止を闘い勝利しました。住宅の問題は、部落差別を利用して労働者を分断し、団結させない攻撃でした。しかし、われわれはこれまでの解放運動の枠を打ち破り、労働者階級の闘いとして住宅闘争を闘いました。敵はひとつ。道州制を進める資本であり、橋下知事です。
 大恐慌は革命のチャンスです。解同全国連本部や、うそとだましの解同本部派、八尾市住宅管理課と徹底的に対決し、6千万労働者とひとつにつながる闘いをやりぬく決意です。

●大阪豊中市の自治体労働者
 沖縄の自治体で闘う女性部の2人の仲間がこの集会にカンパを寄せてくれました。
 動労千葉の闘いが4者4団体派を打ち破り、革命への巨大な突破口を開いています。このなかで3・6の道州制粉砕・橋下打倒の大阪集会が450人で大成功しました。
 公立病院の全面的な民営化計画が明らかになるなかで、自治労の衛生医療評議会が「攻めの民営化」を打ち出した。自治労本部と大阪府本部の腐った正体が暴露されたのです。私たちはこれと非和解で闘う自治体労働者の全国潮流を登場させることができました。
 偽女性部ニュースをまいて集会を妨害し、向こうに行った女性部の副部長と書記長を解任しました。これから豊中市職が民営化賛成か反対かで半分に割れる過程に入ります。階級的団結で行こう!

●広島の青年教育労働者
 2月に広島で行われた日教組の教研集会で、私を含む4人に「誓約書」が送られてきました。会場内外でチラシをまくな、不規則発言はするな、教研の開催中は日教組、広教組の指示に従え、という誓約書にサインしろというものです。中に入って闘うべきか迷いましたが、断固拒否で闘いました。法大のようにマイク握って、機動隊の大部隊に囲まれながら訴えれば、必ず中の労働者は決起すると信じて闘いました。大正解でした。勝ちました。
 当日、多くの教育労働者の仲間が誓約書撤回要求の署名に応じてくれました。「あなたのように闘っている人に会えて良かった」と固い握手をする人がいました。涙を流して喜んで『前進』の読者になった人もいます。
 ソマリア派兵を目の前で強行されて悔しかったが、悔しさを団結の力に変えて麻生もオバマもぶっ飛ばそう。

●沖縄うるまユニオン・富田晋さん
 沖縄は今、道州制と米軍再編の二大攻撃を受けていますが、沖縄の労働者は一歩も引いていない。2年前の教科書検定反対12万5千人、あのゼネスト情勢は何も変わっていません。革命と戦争の時代です。沖縄労働者が歴史の表舞台で闘う時がきたのです。
 オバマは「北朝鮮のテポドン発射」をあおり立てて、太平洋艦隊のすべてを沖縄と日本海に向かわせている。
 沖縄の体制内指導部はこの間まで、このオバマに頼めば基地は撤去できると本気で言っていました。当然にもダメでした。今度は民主党がアメリカに働きかけてくれれば何とかなると。ふざけるな、という話です。僕を「命を守る会」から解雇した連中の問題は、米軍再編と道州制に屈服するかどうかの問題だったことが明らかになったのです。辺野古の体制内指導部は、沖縄の反戦闘争をぶっつぶす、体制に屈服する道にカジを切ったのです。こんな奴らはぶっつぶしてやろう!
 動労千葉のストライキに続こう! 沖縄反戦闘争の旗を労働者階級のもとに取り戻そう!

●東京北部の医療現場で闘う精研労組
 動労千葉と連帯しストライキを貫徹しています。体制内、日本共産党・医労連と闘い、青年労働者が圧倒的に決起しています。動労千葉に続く労働組合をつくろうと闘っています。
 国鉄闘争が重大な局面を迎えています。労働組合らしい労働組合をよみがえらせようと闘っています。
 党派闘争をやりぬくことです。4者4団体が解雇撤回を投げ捨て、資本を救済することに走っている。これと徹底的に非和解で闘うことが、労働組合をよみがえらせる道です。そうして2月28日のストライキをやってこの集会に合流しました。ともに闘いましょう。

●関西合同労組技能育成センター分会
 派遣先の奈良の森精機で3波のストライキをぶちぬきました。今年に入っても2波の抗議闘争をぶちぬき、資本家を震え上がらせています。
 派遣元のラディア・ホールディングとプレミアラインは3月18日、大量の労働者を解雇し、会社をたたむと通告してきました。労働者を殺し、労働組合をつぶす許し難い攻撃です。
 これに対して、私たちは動労千葉のストライキに連帯して抗議闘争に決起しました。そして昨日19日、派遣元の2社に対して、解雇は許さないとストライキをたたきつけました。
 われわれの闘いは全国のゼネストに発展する闘いです。皆さんとともに資本主義をぶっ飛ばす闘いを続けます。

▽4・24に学生の蜂起を闘う 法大文化連盟副委員長 恩田亮さん
 法政大学は監視カメラが150個、キャンパスの周りは有刺鉄線、ビラをまけば停学、集会をやれば退学、抗議すれば逮捕、逮捕者は88名。起訴者は22名。絵に描いたような監獄大学です。
 先日、法大当局と裁判所から、大学前での情宣活動を禁止するという仮処分の申立書が送られてきました。大学はどこまで腐っているのか! こうなったのもすべて新自由主義が悪いんです。
 われわれは黙っていない。先日も文化連盟と全学連は総長の自宅にデモをかけてきた。4月24日には、法大で大規模な学生蜂起を行う! 新自由主義に苦しむ人は全部集まって下さい。監獄大学をぶっ壊すぞ!


■動労千葉を先頭に、代々木公園から渋谷の街をデモ行進

>>3・20渋谷デモの呼びかけ文・賛同用紙
>>3・20渋谷デモのチラシ
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