■イラク反戦6周年全世界一斉行動 3・20渋谷デモ の呼びかけと賛同用紙

>>3・20渋谷デモの呼びかけと賛同用紙(B4版両面・PDF209KB)
 
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イラク反戦6周年全世界一斉行動
生きさせろ!のゼネストで経団連をぶっつぶせ!
麻生もオバマもぶっとばせ! ストライキとデモで戦争とめよう!

3・20渋谷デモ の呼びかけ

WORKERS ACTION 実行委員会

■世界は革命情勢、オバマも麻生もぶっとばせ
 イラク侵略戦争開戦から6周年の3月20日、全世界の労働者が一斉に反戦デモにたちあがる。昨年末からのアメリカとイスラエルによるパレスチナへの侵略戦争に対する全世界の怒りは同時に、大量の労働者のクビを切り、労働者を生きさせることもできなくなった資本家を打ち倒すデモやストライキとなって全世界を駆けめぐっている。3・20渋谷に集まり、一緒に怒りの声を上げよう!
 労働者の大量解雇と引き替えに、税金で資本家を救済し、イラクの次はパレスチナ、アフガニスタン、パキスタン、ソマリアへと全世界に侵略戦争を拡大するオバマと麻生。全世界の労働者の怒りでぶっ飛ばそう! それが3・20渋谷デモだ。
 ILO(国際労働機関)の報告によれば、09年は世界全体の失業者が戦後最悪の2億3千万人、1日2ドル以下での生活を強いられる「ワーキングプア」は世界の雇用人口の45%、14億人に達すると言われている。「徹底した競争が社会を良くする」と言って進められてきた民営化・規制緩和−新自由主義の破綻した姿が、この大恐慌情勢だ。労働者を生きさせろ! この怒りは、労働者がモノのように扱われ、資本家が一円でも多くもうけるためだけに労働者が働かされ、社会の生産が行われているという資本主義社会を根本からひっくり返す根底的怒りだ。減産、倒産、工場閉鎖、大量解雇に戦争、これ以上資本家の好き勝手にさせてたまるか! 資本家を職場から叩き出し、職場を、社会を、すべてを労働者の手に奪い返そう!
 
■御手洗・経団連−連合・高木をぶっとばそう
 いま、御手洗・経団連が最も恐れているのが、労働組合がストライキで闘うことだ。労働組合には団結すれば社会を変える力がある。戦争だって止められる。にもかかわらず、この力を徹底的に低めてきたのが連合本部だ。1月15日、御手洗と連合・高木は資本主義を救済する「労使共同宣言」を発表し、完全に手を組んだ。彼らは「ワークシェアリング」を打ち出し、派遣社員のみならず、正社員の大量解雇も始めた! 春闘交渉では早くも賃下げが叫ばれているが、連合本部は一発のストライキも構えない。解雇も賃下げも労使が一体となってやるということだ。日本共産党も同罪だ。共産党の名を語り、「私たちは資本主義の健全な発展をのぞんでいる」と経団連に言って回っているではないか。絶対に許せない! 
 3月16日から19日、春闘の集中回答日に職場から反乱をおこそう! トヨタ自動車の関連会社である森精機・奈良第1工場では、解雇を通告された派遣労働者が労働組合をつくって派遣先に対してストライキに立ち上がり、トヨタ資本を震え上がらせている。東京・京品ホテルの労働者は、資本の倒産攻撃をはね返し、100日にもおよぶ自主営業を実力で闘いぬいた。埼玉にあるホンダ系自動車部品メーカー・ショーワでは、派遣労働者が組合をつくり、工場ラインの主電源をおとし、機械を止めるストライキに立ち上がった。ここには「工場を動かしているのは労働者だ」という誇りがあり、「一人の仲間の首切りも許さない」という労働組合の団結がある。労働者の団結は無限の可能性を持っている。私たちはこれまで、職場で資本と非和解で闘うことを徹底して抑えつけられてきた。私たち青年労働者は、競争社会の中で生きてきた。会社に入っても仲間と競争し、生き残るためには仲間をけ落とし続けるしかないかのようだ。しかし、労働者は団結することで自分自身の力に目覚める。労働者ひとりひとりの存在と闘いこそが革命の原動力なのだ。資本家と腐った労働組合の幹部が手を組み、職場の団結が破壊され、労働者同士が競争させられることによって資本家連中は何とか生き延びているにすぎない。職場で労働者が団結し始めた瞬間から、この社会を変革する闘いが始まるのだ。

■動労千葉のように闘い、労働組合を甦らせよう
 この闘いの先頭に国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)がたつ。動労千葉は、国鉄分割民営化で不当解雇された1047名の解雇撤回闘争を22年間闘い続け、毎年春闘では、JR資本に対し、大幅賃上げ、民営化絶対反対、軍事物資輸送協力拒否を掲げてストライキで闘う組合だ。「4者・4団体」指導部は、この動労千葉を排除し、カネで1047名解雇撤回を投げ捨て、民営化に賛成し、日本の労働運動全体を御手洗と麻生に屈服させようとしている。動労千葉は、こうしたカネで労働者の誇りや団結を敵に売り渡すような労働組合の幹部たちと徹底的に闘い、「労働者こそ社会の主人公だ」と訴え続けてきた。この動労千葉が、「09春闘で俺たちがストライキの先頭に立ち、労働者の怒りに火をつけたい」と全国に「生きさせろ!」ゼネストを呼びかけている。
 資本家にとってかわるのは、労働組合のもとに団結した労働者だ。資本家を叩き出し、労働組合が職場を奪い返し、団結を拡大すれば、社会を動かすことはできる。経団連にも自民党にもこの社会を立て直す力はもうない。御手洗や麻生の唯一の方針は、自治体、教育、病院も民営化し、金儲けの手段にする道州制を推し進めることだ。民営化はJR、郵政で破綻している。職場から怒りの声があがった瞬間にぶっ飛ぶ攻撃だ。だからこそ道州制の核心は公務員360万人のクビを切り、自治労と日教組をつぶすことにある。道州制攻撃は、自治労本部と日教組本部が賛成していることによって成り立っているに過ぎない。であれば、職場から闘いに立ち上がり、腐った労働組合の幹部をぶっ飛ばし、闘う労働組合をよみがえらせる決定的チャンスにしよう。道州制導入の先頭に立つ大阪・橋下知事の足元から、本部に反旗をひるがえした自治労の仲間が反撃を開始した。動労千葉のもとに、3・20渋谷に集まり、闘う労働運動を復権させよう!  闘う労働組合をよみがえらせ、労働運動の力で革命をやろう! 労働者と農民と学生がひとつになれば世界は変わる! 3・20を歴史を変える出発点にしよう!

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